「からだ硬くなってきた」
筋肉は“縮め”という指令は出せても、“緩め”という指令は出せないものです。
試しに、肘を曲げて「力こぶ」をつくってみてください。
これは腕を曲げるための筋肉が“縮まっている”状態です。
では、その状態から今後は「力こぶ」を緩めてみてください。
当然の事ながら、肘を曲げたままでは筋肉は“縮まない”ですよね。
肘を伸ばす筋肉を“縮める”事で、腕の前側が“緩み(伸び)”ます。
そして、日常生活では、身体の前側が主には“縮まりやすい”です。
物を持つ時、椅子に座ってデスクワークをしている時、TVやスマホを見ている時、
その積み重ねの結果、歩く時も、立っている時も太腿の前側を使いやすくなって、
さらに前面が硬くなりやすい状態をつくります。
今日、腕を後ろへ回す動きをどれぐらいしましたか?
脚を後ろへ上げる動きをどれぐらいしましたか?
普段からこのような意識を持っていると、肩こりや腰痛軽減に繋がってくるでしょう。
今日も“Sweet Fitness”に来てくれてありがとうございます。
なかなか手放せないスマホも目線の高さで見るようにして、
首回り・胸まわりの筋肉を“縮まらない”ようにしてみてください。