「血管という道路を広げよう」
前回には、血管を道路と見立てて、赤血球(血液)をトラックで例えて、
各組織への栄養と酸素を運ぶために使う道路(血管)の整備の重要性を説明しました。
今回は、何故道路が狭くなったり、途切れたりするのかをお伝えしていきます。
いわゆる動脈硬化や梗塞の原因・メカニズムです。
これに最も影響するものが“糖”です。
“糖”が血管(血液)内に、多く長く存在していると、血管の内側、
すなわち道路を傷つけます。さらに、“糖”が酸化することにより、傷が大きくなります。
この傷ついた道路(血管)をどうにかしようとして、コレステロール(LDL)が駆けつけて、
傷を塞ごうとします。しかし、これも厄介者で、コレステロールは“脂(質)”なので、
酸化しやすいです。結果的に、血小板や免疫に関わる機能が働いて、プラークというコブをつくります。
これが道路を狭くする多くの要因です。
つまりは、ダイエットや体重を落とす目的以外にも、“糖”の摂り過ぎを控えるのは重要ですね。
内面からも綺麗になることが、中長期的により良い身体づくりをするポイントでしょう。
今日も“Sweet Fitness”に来てくれてありがとうございます。
次回も、続けて血液・血管・血流についての話をしていきたいと思います。